真・女神転生2 TOP
 キャラクター紹介
〜多分に妄想が混じったキャラクター紹介〜
 アレフ/ホーク
 主人公
 一切の記憶を失っている一介の戦闘士であり、高い戦闘力と悪魔召喚の才能によって、下層階級出身でも『第1級市民』になれることを示したサクセスストーリーの英雄。だが実際は、始めから脚本が書かれていた。
 自分を造り出してメシアとして祭り上げ、その閉じられた世界を支配するセンター元老院に対し、好む好まざるを得ずに叛旗を翻すこととなる。
 キリストの再臨と『千年王国』の到来を待切れなくなった者達によって計画された『メシア・プロジェクト』により、メシア(救世主)となるべく人工的に造り出された。
『旧約 女神転生』第2部冒頭のゲーム内ゲームにて、名前が使われている。

 ベス
 ヒロイン
 第一のパートナーで、ひたすらアレフへ献身的に尽くす『テンプルナイト』。日本人形的な外見を持ち、服装は『真・女神転生』のヒロインとよく似ている。
 メシア・プロジェクトにより、メシアに寄り従い尽くすことを目的として造られた女性であり、命を投げ出してでもメシアとなるべきアレフに尽くすことは、人格および肉体の形成段階で刷り込まれていたものと思われる。

 ヒロコ
 ヒロイン
 第二のパートナーで、けっこう強めの物言いというか…女王様。見た目も女王様。
 センター元老院には絶対服従のテンプルナイトであるにも関わらず、命令に反してまで子供を探すために下層地域にまで下りて来たが、逮捕されてしまう。
 センターには両親も暮しているが、彼女の記憶では仲の良い親子であるらしい。

 ザイン
 裁く者
 優秀なテンプルナイトであり、司教たちにも一目置かれた存在。やがて元老院に疑問を抱き、反乱を起こす。外見は…剃り込みなのか若ハ◯なのか見分けのつかない、ミイラ男。ちなみに、一人称は「ぼく」。
 メシア・プロジェクトの一環として、救世主・パートナー・反救世主・管理者たちを管理し正しい道へ導くことを目的に、力優れる者として造られた。さらに、真の正体は…。
『旧約 女神転生』第2部冒頭のゲーム内ゲームにて、名前が使われている。

 ギメル
 管理者
『第1級市民』さえもがそこで暮らす事を憧れる、『エデン』の管理者。外見は前作の『ロウヒーロー』によく似ている。
 アレフが治めるであろう『千年王国』のプロトタイプが『エデン』であり、その管理者としてギメルは造られた。彼もメシア・プロジェクトの一部である。
 彼関連のイベントは、強制ではないために見過ごしたプレイヤーも出た。
『旧約 女神転生』第2部冒頭のゲーム内ゲームにて、名前が使われている。

 ダレス
 反救世主
 人心を惑わす者だとしてアレフを告発し、決闘を挑んでくる傷だらけの男。負けた後もしつこくつきまとってくるが、最終的には非常にマヌケた作戦を実行した上に自らの足をすくう。外見は前作の『カオスヒーロー』、服装は『ヒーロー』似。
 メシア・プロジェクトの一環として、アレフを救世主に仕立て上げるために造られたアンチメシア。
『旧約 女神転生』第2部冒頭のゲーム内ゲームにて、名前が使われている。

 ルイ・サイファ
 酒好き
 正体バレバレな、話の長いおせっかい男。ことあるごとに、バーでアレフ達の先回りをしている。自分では巧く変装しているつもりらしいが、魔界人たちが気付かないフリをしてあげているだけ。
『真・女神転生』でもたびたび姿を見せ、ルートによっては正体を顕わす。バー通いが高じ、デビサマにて店を持つに到ったというのが私の説(笑)。

 スティーブン
 悪魔召喚プログラマー
『ヴァーチャルバトル』の仮想空間に出没し、アレフに『悪魔召喚プログラム』を授ける車椅子姿の人物。仮想の存在ではなく、実体を持った現実の人間であることが語られるが、依然にしてその正体は不明。どう見ても、某ホーキング博士がモデル。
『真・女神転生』の主人公にもプログラムを 与えており、『If...』にも登場する。

 アヌーン
 薬好き
『マルクト(人間界)』の妖精の街に住む、薬屋を営む妖精。アレフを陥れようとするダレスに雇われ、ある薬を調合する。 恥ずかしがり屋で金髪に赤いスカート、とかわいいイメージだが、「いかにも悪魔」な行動もとる。
『ソウルハッカーズ』にも、薬の材料を求めて出演していた。

 岡本
 明日の…
 記憶喪失のアレフを拾い、戦闘士として仕込んだ『岡本ジム』のトレーナー。借金を抱えている彼が『ヴァルハラ』内でつけを溜まくっているおかげで、ゲーム当初はホークまでも買い物ができない。自分とは違い成功した羽田をライバル視しているが、アレフが優勝者になったあかつきには念願のビルを手に入れる。
『If...』の明にボクシングを教えたがる用務員の名も岡本だが、同一人物かどうかは定かでない。

 羽田
 岡本ライバル
 多くの優勝者を輩出した名門『羽田ジム』のオーナーで、『ヴァルハラ』内にビルを構える資産家。戦闘士になるなら 羽田ジムとばかりに多くの入門希望者が訪れており、羽田は極小ジムの岡本など鼻にもかけない…と思いきや、なにかとライバル視し、さんざん女言葉で厭味を垂れてくる。一度負ければ名声も資産も地に堕ちることを知ってたからか。

 マダム
 本名不明
『ヴァルハラ』の管理を『センター』から一任されている女。美女と噂されているがいつもモニター越しにしか人とは会わず、素顔を拝んだ者はほとんどいない。センターでは怠惰なモノとして蔑まれる闘技場やディスコ(…時代だ…)を積極的につくり、センターの指導にもかかわらず自由を重んじていた。悪魔ケルべロスを飼い犬としている。
 思わせぶりな登場やケルべロスに慕われるほどの力の持ち主といった前ふりの割にあっけない最後を遂げるのは、「もっといろいろエピソードを作ってたけど、入らなくなったから切っちゃえ〜」てな裏方が見えなくもない…。
『デビルサマナー』等のマダム銀子と似ていなくもないが…別人の空似?

 目加田
 伝達者
 メシア・プロジェクトに携った科学者で、研究の中心的役割をになっていたらしい。その方向性や手段に疑問を感じつつもプロジェクトを止められなかった事で良心に苛まれ、センターから脱走する。その時にある子供を連れ出したことで、潜伏先ごと消し去るという暴挙を元老院に行わせる要因の1つを作った。メシア・プロジェクトの全容と子供の正体をアレフたちに伝えることによって、彼の罪は癒される。

 花田
 科学者
 メシア・プロジェクトに携った科学者。センターでは思いのままに研究ができない、自分の才能が過小評価されている等の理由で、目加田と共に脱走を図る。潜伏先のヴァルハラ/スラム街の一室で魔界に通じようとするが、媒体を間違えたがために失敗し、挙げ句に自らが召還した悪魔によって命を落とす。

 セイレーン
 洗脳屋
 歌によって人々を惑わし、命を奪う妖鳥セイレーン。相思相愛であった人間ペテルセンを取り殺し、亡霊となった彼と共に魔界で暮していたところをメシア教徒に捕らえられ、人々を強制労働に従事させる洗脳のために歌わされている。恋人と引き離されてカゴの鳥となった彼女の歌声は、心を締めつけるような物悲しさをともなっている。

 ペテルセン
 夢民谷
 セイレーンに魅入られて命を落とした詩人。もともと彼女に惚れ込んでいたのか、死ぬことで悪魔セイレーンと共に『生きて』いけることに喜びを見い出し、魔界で幸せに暮していた。メシア教徒に彼女を連れ去られても亡霊の身ゆえに救いにいくこともできず、アレフに助けを求める。
 ギターを抱えたその姿はまさに、メガテン界のスナフキン。

 ナジャ
 一途
 妖精ナジャ。幼女の姿をしながらもそこは悪魔、けっこう鋭いツッコミを入れてくる。どういうわけかアレフに惚れ込み、嫉妬の対象であるはずのヒロコに己の力を与えてでも、そばにいようとする。
 ナジャが自身の存在を捨てた後でのみ、悪魔合体によって再び会うことができる。
『If...』にて、ガ−ディアンとして登場。

 パック
 罠大好き
 妖精パック。元ネタである『真夏の夜の夢』と同じく悪戯好きで、惚れ薬を人にかけてその醜態を笑う。が、かける相手を失敗した上に騒ぎに巻き込んだのがアレフだったのが運の尽き、妖精王オベロンにもこっぴどく叱られることとなる。
 …彼のおかげで、多くのプレイヤーがカオスに傾いたと思われる…。
『ペルソナ2 罪』『罰』では 序盤悪魔として登場。

 ルキフグス
 ちょい役
 魔界の宰相であり、魔貨(マッカ)を造り出して流通させた偉大な悪魔。メシア教徒や大天使であろうとも、魔王ルキフグスが作る金の魔力には逆らえない。
 と、魔貨の説明をするために出てくるだけでボスでもストーリーに関わるキャラでもないのに、慌てふためいてルシファーに報告しにいく姿などが妙に印象に残る名脇役。
『ソウルハッカーズ』ではボス、『ペルソナ2罪』では後半戦通常悪魔、『同2罰』にいたってはデザイン変更の上に序盤通常悪魔と作品を追うごとに格下げされて登場…。『NINE』では終盤の通常悪魔(魔王)としても登場、仲魔にもなる。

 ゴモリー
 顔出し
 魔王ルシファーに仕える、ラクダに乗った美女の姿をした悪魔。神の先鋒であるはずのアレフに不信感をあらわしつつも、ルシファーの命によりケテル城へ誘う。『NINE』では終盤の通常悪魔(堕天使)として登場、仲魔にもなる。

 アスタロト
 変装
 毒の言葉と臭気をまき散らしながら、美しい天使の姿で竜にまたがる悪魔。某キザ男に化けてアレフに毒気を吐きつけるが、ルートによっては『真・女神転生』からの悲願をアレフに託す。
 悪魔合体(システム)とストーリー、世界観の構築を融合させたイベントは秀逸。
『真・女神転生』『ソウルハッカーズ』でもボスとして、『If...』ではアキラルートの通常悪魔として登場。『NINE』では終盤の通常悪魔(魔王)としても登場、仲魔にもなる。

 マーラ
 魔王
 コクマの塔に居座る、御立派すぎる御姿をした魔王様。力よりも知性を重んじている。このお方との戦闘に突入した場合、その専用スキルの数々により、家族の前でプレイしている人は非常に気まずい羽目に陥ってしまうという、非常に罪な悪魔。
『真・女神転生』ではおまけ的なボス悪魔、『ソウルハッカーズ』ではエクストラダンジョンのボス悪魔として登場。『真3』では召喚に失敗した半スライムとして出現する。

 フーリー
 天女
 魔界のビナーの海で水浴びをしている天女。彼女が水浴びをする事はビナーの街では密かに有名で、こっそりのぞく不届き者もおり、法と秩序を司っているはずのアレフにいたってはのぞき見はおろか下着泥棒まで犯す始末。心が広いのか天然なのか、衣を返しに来たアレフに怒りをぶつけるどころか感謝をあらわし、礼までしてくれる。

 ヒルコ
 国津神
 地下世界でミュータント達にかくまわれている『神』。異形故に見捨てられた己と光り輝くアマテラスとの隔たりを嘆き恨んだ末に、国津神を率いて天津神に戦いを挑んだ。
 カナンの神や天使たちが関与してくる理由を考えずに彼らを利用して天津神に勝つが、利用されていたのは国津神の方であった。自身では力を持たないヒルコには、己の愚かさを嘆くしかできない。

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